YOHSEI = Life Awakening Arts
養生学とは? 設立趣旨 会則 組織
入会案内 活動内容 学会(研究会)のあゆみ 刊行物
研究関連書籍 事務局からのお知らせ リンク ホーム


事務局からのお知らせ
最新ニュース
上海体育学院ご一行の日本訪問親睦会<2004.05.29>が開催されました
日時:5月29日(土) 17:00-20:00
場所:JR 中央線 西荻窪駅南口
   「こけしや」

 
参加者は、来賓として章 建成先生(上海体育学院副学長)、陳 文鶴先生(上海体育学院 運動生理学教授)、邵 斌先生(上海体育学院大学院生室副所長)、朴 美子先生(上海体育学院外事弁公(留学生センター)室主任)をお迎えし、会員からは跡見順子(東京大学)、遠藤卓郎(筑波大学)、岡村隆二(NPO法人 氣の活用コム)、小木曽 友(アジア学生文化協会理事長)、金田洋子(こころとからだのストレッチ 茶茶茶)、北川和徳(日本経済新聞社運動部次長)、近藤洋子(国際基督教大学)、張 勇(長野県短期大学)、美馬美千代(上智大学)、むね極子(光風霽月極の会)、横澤喜久子(東京女子大学)、和田 勝(日本大学)、宮本知次(中央大学)、久保隆彦(明治学院大学) らが14名が参加した。
 下記に詳しいレポートを掲載しています。
上海体育学院ご一行の日本訪問親睦会<2004.05.29>レポート (記録者 むね極子)

- 張勇理事挨拶
- 上海体育学院の諸先生方の紹介
- 横澤喜久子理事長挨拶
   研究会が10周年を迎えて、研究会から学会になったこの期に、
   研修会で毎年お世話になっている上海体育学院の先生方を迎えられて嬉しく思う。
- 章建成副学長挨拶
   上海体育学院は体育大学として中国で一番古い大学。学生は一学年、大学生1000人、
   大学院生200人、ポストドクターも受け入れている。約20の大学との交流を行っている。
- 小木曽友顧問
   研究会が学会になった。これからもよろしくお願い致します。   
- 跡見順子理事
   アメリカ的運動生理学にプラス中国とも新しい世界をつくっていかれたらと思っている。
   今、興味があるのは三つのこと
   ・細胞と遺伝子の研究から「運動」が大事だということを検証すること
   ・ヒトの脳の動物と違った側面
   ・身体技法のこころとからだを繋ぐ科学的側面
- 近藤洋子理事
   ICUは今年50周年を迎えた。
   40年前に就職し、伝統芸能?民俗舞踊と野口晴哉の手当て(日本の気功)を取り入れ、
   教えている。西洋のスポーツでなく、日本の風土に残っているからだに良いものを
   掘り起教え続けてきた。現在の若者のからだは危険な状況だ。
- 北川和徳日経運動部次長
   日本経済新聞のスポーツ・運動を担当。
   オリンピック出場のトップ選手の養成と気功法の面白い取組みがあったら教えてください。
   日本では、陸上の末続選手は古武術のなんば走りを取り入れた。
   ・章建成副学長   
    近代トレーニングの方法で中国人がコーチしている。
    選手に対する心理的配慮は考慮している。
   ・近藤理事
    中国の方は、休息の方法が上手と伺っている。
   ・邵 斌副所長
    また、食事についても、例えば素材が鳥ならその鳥をコーチ自ら市場へ選びに行ったりして、
    気を使っている。
   ・跡見理事
    分子シャペロンというストレスタンパク質を誘導させるものがあるが
    食べ物の中にほんの少し入れるとそれが誘導されるという物質があるので、
    食事もトレーニング方法として考えることは大事である。ストレス応答の考え方から、
    メンタルストレスがかかったときはからだを動かしたほうが細胞自体が活性される。
- 和田 勝理事
   運動方法学を研究している。
   「如何にやさしく教えて、運動をやる気にさせるか。」
   例えばゴルフならグリップの握り方はこうだから教えるから却って難しくなるのであり、
   基本的なことを教えることが大事である。カイロプラテック(背骨の矯正)も研究しており、
   背骨をなぞる(10秒間)だけで三次元で映像化される機器を開発し、6月に商品化する。
   一台240?250万円。
- 岡村隆二氏
   16年前に合気道から投げる技を除いて気(心身一如)をプログラムした。
   現在、日本中に“気”の種を蒔いている。
- 美馬美千代理事
   今年二ヶ月間、上海体育学院に研修に行くので、どうぞよろしく。
   新体操が専門で、選手生活の時は試合に勝つことばかりにこだわって、
   身体を壊してしまった。太極拳に出逢って体を取り戻した。体調が良い。
   大学で授業に取り入れ指導している。
- 金田洋子幹事
   “こころとからだのストレッチ茶茶茶”を主宰し、太極拳と茶道を指導している。
   からだを伸ばすとこころが伸びる。からだをほぐすとこころもほぐれる。
   太極拳の世界と茶道のこころは合い通じる。
- むね極子幹事
   光風霽月の会を主宰し、からだのリラックス法、そして太極拳を指導している。
- 張 勇理事 
   今、「スロースポーツ」について原稿依頼され草案中。
   スロースポーツは西洋スポーツをゆっくりしたものではないと言いたい。
   太極拳はゆっくりした円運動なのですが・・・皆さんのご意見も伺いたい。
・北川記者
   一流のサッカー界の達人は、体の動きが円運動になっている。
   円運動から語れるのでは・・・
   ・小木曽顧問
    太極拳には武術・競技・養生のためのものの三つある。
    スロースポーツは養生に繋がってくるのではないか。
    甲野善紀さんは武術を極めて進化させているが、介護の為の体の使い方も研究され、
    介護人自身の体重や技を使って負担をかけずに楽に介護する方法を
    3月の研究会で見せてくれた。また、日常生活の中で疲れないように体を動かす、
    ということもおっしゃっていた。
   ・近藤理事
    こころとからだが一つになって働くということですね。
- 陳 文鶴教授
   私は西洋医学の医者で、血液・循環系が専門です。
   妻は、一昨年の上海での研修会で中医学の講義をしています。
   皆さんにお目にかかったことがあると思います。

 また、宮本知次理事、 久保隆彦理事もお忙しい中、親睦会・一次会が散会される間際に駆けつけてくださり、上海体育学院の先生方との再会と歓迎の場がより和やかなものとなった。さらに、両理事のお計らいで 二次会を吉祥寺に移し、さらに盛り上がった交流となった。

 付記
(感想)上海体育学院と10年に亘る交流がいかに友好的で親睦の深いものだった、その歴史に思いをよせつつ、おいしいコース料理をいただきながら、楽しく歓談がすすみました。

章建成副学長
常任理事会開催<2003.10.11>
東京女子大学「健康運動科学研究室」において、次の出席者のもと大学体育養生学研究会の常任理事会を開催し、下記の内容について話し合いを行いました。
出席者:横澤喜久子(理事長)、跡見順子、天野勝弘、池垣功一、池田裕恵、遠藤卓郎、太田正和、久保隆彦、張 勇、伴 義孝、美馬美千子、宮本知次(以上常任理事)、石水極子、園部真理(以上事務局幹事)

〔報告事項〕
1.2003年度会員数・会費納入状況などについて(担当:池田裕恵常任理事)
(1)遠隔地からの常任理事会出席者への交通費補助を検討する。
(2)予算について。基本計画にもとづく予算編成を検討する。
(3)会費未納者に督促する。
(4)会員増員計画を検討する。
〔審議事項〕
2.2004年度の中国研修会計画について(担当:久保隆彦常任理事)
(1)2004年度の実施案を早急にまとめる。
(2)中国研修「10周年」企画を検討する。
3.中国研修会「10周年」記念企画について
(1)馬王堆導引図研究プロジェクトを企画し、調査団を派遣してはどうかという提案があった。
(2)拡大委員会で上記提案をも含めて11月末日を目処にして成案を検討する。
4.会則改定について
(1)総務委員会「改定案」の説明。
(2)「目的」「名称」等について11月末日まで意見聴取。
5.2003年度「ようせいフォーラム」開催計画(担当:跡見順子常任理事)
(1)関係団体との共催を考える。
(2)時期:2004年3月6日(土)・7日(日)
(3)12月までに「成案」をつくる。
第2期発足懇親会開催<2003.8.23>
大学体育養生学研究会は発足3年を迎え、皆様のご協力のもと精力的な活動の記録を残して第1期の役員任期を終えました。そこで本研究会は、活動を更に新しく発展させるために、これまでの体制にさらに新役員を加えた新しい運営体制を整え、第2期の役員体制を発足することといたしました。そして、去る2003年8月23日東京都西荻窪にて、その第2期新体制の発足懇親会を開催し、研究会として次のステップへと歩みだそうとの誓いを新たにいたしました。当日は、清水 司、鎌田 章、青木 宏之、小木曽 友、吉元 昭治、横澤 喜久子、跡見 順子、天野 勝弘、池垣 功一、遠藤 卓郎、太田 正和、久保 隆彦、張 勇、伴 義孝、美馬美千代、宮本 知次、外山美恵子、瀬戸 謙介、鈴木 秀明、長谷川洋三、古川 文隆、白石 安男、金田 洋子、石水 極子、園部 真里、太田 恵美子、安藤貞治、羽根善弘の各先生方にお集まりいただき、盛大な会となりました(下写真)。

日本養生学会事務局
東京女子大学現代教養学部健康・運動科学
横澤研究室内
〒167-8585 東京都杉並区善福寺2-6-1
E-mail: youseigakkai@yahoo.co.jp